15か国以上旅した僕が伝える、海外でカウチサーフィンを使うメリットと注意点!
カウチサーフィンとは?
「海外旅行先で友人を作りたい!」「現地の生活に入り込んだ体験をしたい!」という旅行者(ゲスト)と、「自分の町に来てくれたゲストをもてなしたい!」という現地の人(ホスト)をマッチングさせるサービス。いわばホームステイのような経験ができます。
しかし、読者の方の中には
- 「具体的にどんなメリット・デメリットがあるの?」
- 「ユーザーのカウチサーフィン体験談をもっと聞きたい!」
- 「海外でカウチサーフィンを使うか悩んでいる」
と感じたり疑問を持つ人も多いと思います。
今回は、これまで15カ国以上を旅して、5年間カウチサーフィンユーザーの僕が伝える「海外でカウチサーフィンを使うメリットとデメリット」をお伝えします。
日本でホストとしてカウチサーフィンを使うメリット・デメリットが知りたい方→
海外でカウチサーフィンを使うメリット
- 他の観光客ができないローカルな体験ができる!
- 宿泊費がかからない!
- 世界中に友人の輪ができる!
- より深く旅先の文化や歴史を学べる!
詳しく解説していきますね!
他の観光客ができないローカルな体験ができる!
普通の旅行ではできないようなローカルな体験ができます。
そこに住むホストだからこそ知る、地元の美味しい店や穴場スポットが必ずあります。
ご飯を食べ歩くのが大好きな僕は、ローカルおすすめの飲食店に連れて行ってもらえるのが楽しみで仕方ないです。
観光客に易しい店や、ガイドブックに載っている店が本当のNo.1とは限りません。
地元民の口コミが一番の情報源だからです。
マレーシアではホストもかなりのグルメで、各料理の「町一番の店」を何軒も紹介してくれました。笑
マレーシア・ペナンのローカルイチ押しグルメを特集した記事はこちら。
宿泊費がかからない!
カウチサーフィンは、あくまでも交流を目的としたサービスですが、無料で宿泊ができるのは大きなメリット。
旅費の中でも宿泊費は大きなウェイトを占めますよね。かかるはずだった宿泊費を別のことに使えるのは大きいです。
一般的なホステルやゲストハウスに泊まるとすると
- 東南アジア:1泊/500円~1000円
- 欧米の都市:1泊/2000円~3000円
このくらいはかかります。1食分豪華な食事ができちゃいますね!
僕はお礼としてホストにビールを1杯ごちそうしたりします。
世界中に友人の輪ができる!
カウチサーフィンを使いながら旅をしていくと、気づけば世界中に友人の輪が広がりますよ!
たった数日間でも、単なるホストとゲストの関係を越え、紛れもない一生モノの友人になることも少なくありません。
滞在中にホストの家族や彼氏・彼女、ルームメイトや地元の友達を紹介してくれることもしばしば。
ホストの周りでも交友関係が広がり、まさに可能性は無限大!
より深く旅先の文化や歴史が学べる!
ホームステイに近い経験を通して現地の生活に入り込むことでより深く旅先の文化や歴史が学べます。
例えば僕の経験はこんな感じ。→
ベトナムでホームパーティーに招待された時は、みんな地べたに座り込んで料理も床に並べて食べる姿が一般的だと知ってびっくり!(上の写真参照)
ドイツのバイエルン州では、朝からビール+プレッツェル+白ソーセージが伝統的な朝ごはんのスタイルらしく実際に経験しました。
日本でいう白ご飯+味噌汁+焼き魚みたいなものですが全く違いますね。笑
海外でカウチサーフィンを使うデメリット
海外でカウチサーフィンを使うにはもちろんデメリットも考慮しないといけません。
- 安全面で気を使う
- 家の清潔さや就寝スペースの質に差が出る
- ホストを見つけるのに時間がかかる
安全面で気を使う
ホストするときと一緒。異国の地で初めての人の家に泊まるとなるとなおさらですね。
親切なホストを疑いたくはないですが、貴重品の管理はきちんとしましょう。
特に女性はセクハラ関連のトラブルにも注意が必要 です。
男性のホストの場合、彼女や家族と住んでいる人の方が安心できるかもしれませんね。いずれにせよ、リファレンスで悪い評価がないか入念にチェックしましょう。
(僕は一度だけリュックに入れていた現金2万円分盗まれた経験があります。。)
家の清潔さや就寝スペースの質に差が出る
カウチサーフィンにはホテルのような清潔さや快適さを求めてはいけません。
ホストの生活状況は千差万別。立派な一軒家で空き部屋とベットを丸ごと貸してくれることもあれば、ホストと同じ部屋で、文字通り「カウチ」に「サーフ」することも。
僕は東南アジアのある国で、風呂場&トイレを「G」が歩き回っていたり、ソファすらなくセミダブルベッドでホストと一緒に寝たり、かなりつらい思いをしました・・。
事前にプロフィールの「My Home」でホストの部屋の様子を確認できます。
情報が無ければ気になることは直接聞いてみましょう。
どうしても耐えられなさそうなら一般的な宿を利用するのが賢明だと思います。
ホストを見つけるのに時間がかかる
せっかくリクエスト申請をしても、ホストから返信が無かったり、様々な理由で断られることはザラにあります。ホストを見つけるには想像以上に労力と時間がかかります。
前もって旅のプランを決めておきたいのに、ホストが見つからないと焦ってきます。
直前で行き先を決めても、どのホストも予定がつかないこともあります。
時間と心に余裕をもって利用することをおすすめします。
ホストが早く見つかるコツと断られにくくなるポイントを知りたい方。→
まとめ
以上が、カウチサーフィンをしながら旅をするメリットとデメリットです。
「海外でカウチサーフィンを始めたい」「今度の海外旅行で使ってみようか悩んでいる」
そんな時の一つの参考になれば嬉しいです。
僕は、勇気を出してカウチサーフィンを使ったおかげで、かけがえのない出会いに恵まれました。自分の旅のスタイルにもぴったりで、大好きです。
でも、旅の全日程をカウチサーフィンに費やす必要はないし、たまには1人でホステルやホテルに泊まるのも全然ありです。
あくまで、新しい旅のスタイルの1つとして、旅先で友達を作るツールとして取り入れていけばいいと思います。
あなたなりのスタイルでカウチサーフィンを使いこなして、より良い旅を送ってください!