東南アジアで必須の配車アプリGrab(グラブ)の使い方とメリット・デメリット!
今や世界中でUberなどをはじめとした配車アプリが広がっています。
そんな中、東南アジア最大規模のサービスを展開しているのがGrab(グラブ)。
予算や目的に合わせて車や正規のタクシーの手配・支払いがスマホアプリで完結できます。バイクタクシーを呼べるのは東南アジアならでは。笑
今回は東南アジアで必須のGrabの使い方や実際に使ってみたメリットと注意点をお伝えします。
Grabはこんな方におすすめ!
- 東南アジアでタクシーにぼったくられるのが心配
- 現地のタクシーの相場を事前に知りたい
- ドライバーと値段交渉したくない
- 現金のやり取りをしたくない
この記事はこんな方におすすめ!
- Grabの使い方を知りたい!
- Grabがどこで使えるか知りたい!
- Grabのメリット・デメリットを知りたい!
ぜひ最後までご覧ください!
Grabはどこで使える?
Grabは東南アジアの8か国500以上の市と町で利用できます。
- シンガポール(全域)
- マレーシア(クアラルンプール、イポー他)
- タイ(バンコク、アユタヤ、クラビ、プーケット他)
- カンボジア(シェムリアップ、プノンペン)
- ベトナム(ホーチミン、ニャチャン、ダナン、ハノイ他)
- インドネシア(全域)
- フィリピン(セブ、マニラ他)
- ミャンマー(ヤンゴン、マンダレー)
東南アジアの主要都市、人気観光地はほぼ網羅しています。旅行中の移動にも、現地での生活にも利用しやすい、便利な配車サービスです。
Grabの登録方法
ここからはGrabのアプリ登録の方法をお伝えします。
まずはApp StoreやGoogle playからアプリをダウンロードします。
ユーザー登録の方法は以下3点。
・Googleアカウント
・Facebookアカウント
・電話番号
クレジットカードの登録も同時に済ませておきましょう。
利用する際、現金決済かクレジットカード決済か選択できるようになります。
Grabアプリの使い方
では実際にGrabアプリの使い方、手配から支払いまでの流れをお伝えします。
①出発地と目的地の入力
アプリを開くと現在地周辺のマップが表示されます。ピックアップしてほしい場所を選択します。選択方法は2つ。
- 地図上にピンをドロップし、候補地を確定する
- 「Enter Your Location」から住所or建物名を手入力する
同様の手順で行き先も選択すると、その時点でルートと料金が確定します。
②車種を選ぶ
次に車種を選択できます。
上の「Grab Taxi」と表示のタブをタップすると他の車種が並びます。
タイ、ベトナム、インドネシア、カンボジアではバイクタクシー(Grab Bike)も選べます。タクシー(Grab Taxi)よりも値段が安く、渋滞時の小回りが効くのがメリット。
ただし、安全面が不安だったり、二輪車ならではの事故に遭うリスクを考慮するとあまりオススメはできません。
他には以下のような車種があります。
Grab Car (グラブカー)
Grabに登録している現地の一般人のドライバーが送迎を担当。正規のタクシーではないため、Grab Taxiよりも若干値段が安い。自家用車次第ではタクシーより快適なことも。
Grab Van、Grab Car 6~7 seats (グラブバン、グラブカー大人数向け)
5人~10人乗りまで大きな車を手配できる。団体やグループで移動したい人向け。通常のグラブカーより高い料金設定となる。
Just Grab (ジャストグラブ)
タクシーでも自家用車でもどちらでもいい人向け。早く、近くにいるドライバーに来てほしい場合などに使えます。飲食店でカウンターかテーブルどちらでも可にするようなものですね。
③支払い方法を選ぶ
最後に支払い方法を選択します。
登録しているクレジットカードがあれば現金かカードをその都度選べます。
④予約してピックアップを待つ
緑部分の「BOOK」をタップして予約受付。周辺のドライバーが承諾すると「You Found a Driver!!」と表示されます。続いてドライバーの詳細情報が確認できます。
GPSでドライバーの現在地とピックアップまでの所要時間が確認できるので指定場所で待ちましょう。
予約がマッチングした後はドライバーとチャットや通話でやり取りもできますよ。
人通りが多かったり、車線が反対側だったりする理由で、お互いの居場所を把握しづらいケースがあるので、心配であれば前もって連絡を取ることをオススメします。
僕はチャット上で自分の服装の写真をアップするなど、向こうが見つけてくれやすい工夫をしていました。
⑤乗車する
乗車するとドライバーがアプリ上で乗車完了を通知します。
その後は目的地まで現在地が確認できます。
⑥目的地に到着
目的地に到着すると「現金払い」を選んだ方は最初から決まっている運賃を支払います。「クレジットカード払い」の方はそのまま下車しましょう。
Grabを使ってみたメリット・デメリット
ここからは、僕が実際にGrabを使ったうえでのメリット・デメリットをまとめます。
Grabを使ってみたメリット
- 流しでタクシーを拾うより安く済む
- 乗車前から確定料金が分かる
- 値段交渉する煩わしさがない
- ぼったくりに遭うおそれがない
- キャッシュレスが快適
- 乗車前からドライバーの顔と評価も確認でき安心
1番のメリットは相場以上の値段を吹っかけられたり、乗車の度に値段交渉する心配やストレスから解放されることです。
東南アジアではいわゆる外国人価格を要求されることがザラです。ドライバーのおじさん達と交渉するのも旅行のうちと割り切ることもできますが、億劫なことには変わりないですよね。
僕はクアラルンプールで普通のタクシーをRM25(約630円)で利用しましたが後からGrabで調べるとRM15(約380円)だったりしたこともあります。。
Grabを使ってみたデメリット
- 入り組んだ道などではお互いが発見しづらい
- 通勤ラッシュや雨が降るとドライバーが見つかりにくい
- 日本語対応がない
デメリットの例を挙げると、ピンや現在地次第でドライバーと勘違いが起きて、乗車までに時間がかかることもあります。
まとめ:Grabを利用して旅先の移動をより快適に!
いかがでしたか?
Grabはアプリ上で手配から支払いまで一括完結でき、細かい移動を多く要する東南アジアでは欠かせない存在です。
何よりお金と時間の節約になり、ぼったくりなどを心配する必要も無くなります。
昔、Grabが広がる前に東南アジアを旅行していた時と比べると移動の快適さが劇的に変わり、ストレスフリーです!
皆さんも是非このGrabを有効活用して、東南アジアの旅をより良いものにしてください!