【カウチサーフィン体験談】5年間ホストを経験して分かったメリット・デメリットまとめ

 

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カウチサーフィンとは?

 

 「旅先で友人を作りたい!」「現地の生活に入り込んだ体験をしたい!」という旅行者(ゲスト)と、「自分の町に来てくれたゲストをもてなしたい!」という現地の人(ホスト)をマッチングさせるサービス。いわばホームステイのような経験ができます。

 

しかし、実際に使うにあたって

  • 「具体的にどんなメリット・デメリットがあるの?」
  • 「ユーザーの体験談をもっと聞きたい!」
  • 「楽しそうだけど危なくないの?」

と感じたり疑問を持つ人も多いと思います。

 

僕は5年間に渡りホストとゲストを両方体験してきました。カウチサーフィンには旅先でも日本でもずっと続けたくなる素晴らしいメリットがあります。同時に押さえておくべき注意点もありあります。今回は「カウチサーフィンでホストをするメリットとデメリット」をお伝えします。

 

 

カウチサーフィンでホストをするメリット

まず、カウチサーフィンでホストをするメリット4選です。 

  • 日本にいながら旅行しているような体験ができる!
  • 日本にいながら英語が上達!
  • 住んでいる町をアピールできるやりがい!
  • 自分が旅行する時はゲストがお返しに泊めてくれる!?

日本にいながら旅行しているような体験ができる!

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普段の生活で、「旅行に行く時間がない!」という人も少なくないはず。

世界中の旅人と話をすることで、日本にいながら自分も旅行をしているような気分になります。

ゲストも色んなことをシェアしたいと思っています。自分の国のことは喜んで教えてくれます。その国の文化や言語、得意な人なら料理だって教えてくれるでしょう。

僕が泊めたゲストの中には、世界一周の最中だったり、日本を3か月かけてヒッチハイクで旅してる人もいました。彼らの旅行話を聞いて盛り上がるのも楽しいですよ!

日本にいながら英語が上達!

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カウチサーフィンを使っていると自然と自分の英語力が上がるのが実感できます。ゲストが日本語を話せない限り英語でのコミュニケーションが当たり前だからです。

 

様々なトピックが飛び交う実践的な生の会話に勝るものはありません。

英語に抵抗が無い人なら、もう参考書や英会話スクールにお金を払って苦労する必要は無いです。

何よりお互い旅好きで、カウチサーフィン上で共感したから会うはず。

「楽しいからもっと話す、もっと聞く」という学習で1番大事な自発的モチベーションが生まれるのが最大の魅力です。

 

 僕は単純な日常会話だけではなく、歴史や世界情勢などディープな話もよく振ります。自分がどう思うかをアウトプットするだけでなく、「この人はこういう表現を使うんだ!?」とインプットにも役立って一石二鳥です。

 

住んでいる町をアピールできるやりがい!

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誰かに喜ばれたり感謝されることが好きな人にとってカウチサーフィンのホストはぴったり。

 

僕はホストをする際、「ザ・有名観光地」よりも自分の行きつけの居酒屋や寿司屋、自然の穴場スポットにゲストをよく連れて行きます。

英語のメニューが無い、海外のガイドブックやネットに載ってないなど外国人だと見つけづらいと思う場所に行くとみんなとびきり喜んでくれます。

 

リファレンスやゲストの感想はこんな感じ 

ドイツ人ゲスト

「あの隠れ家バーで遊んだのが一番楽しかったよ!」

イギリス人ゲスト

「あんなローカルな雰囲気で最高のSUSHI食べたのは忘れられないよ!」

言われる側も嬉しいですよね。

個人的にもホストを続ける一番のモチベーションです。

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https://www.couchsurfing.com/people/hiroki-komori/references

自分が旅行する時はゲストがお返しに泊めてくれる!?

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いつかゲストの国に旅行に行くことになったら、恩返しとして今度はあなたを泊めてくれるかも!?

後述しますが旅先で一からホストを探すのは結構大変です。知らない地で初めての人と過ごすストレスもあるかもしれません。

「お礼にいつでもおいでよ!」と言ってくれる知り合いがいると心強いです。

 

僕は実際にゲストと再会を果たす旅に出ました。→

 

In ドイツ ー 2016年に大阪でホストした友人を再訪。観光客はまず来ない田舎町。湖にドライブに行ったり、村のバーでライブ演奏を聴いたり、そこで知り合った友人のホームパーティーに招待されたり。温かい人たちと大自然に囲まれて本当に楽しいひとときを過ごしました。

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In チェコ ー 日本で初めてホストをした友人と再会。プラハの若者が集まるローカルなビアガーデンをはしごしながら、昔話に花を咲かせ、人生のことも語りながら久々の再会を分かち合いました。

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カウチサーフィンでホストをするデメリット

逆にホストとして泊めてあげるときのデメリット・注意点はこちら。

  • 安全面で気を使う
  • プライベートな時間が少なくなる
  • 光熱費や出費がかさむ 

安全面に気を使う

あくまでもネット上で知り合った人を自宅に泊めるため、安全面には気を使うことに。

ゲストを疑いたくはないですが、貴重品などは厳重に管理しましょう。また特に女性が男性を泊める時はトラブルに巻き込まれないよう注意が必要。残念ながら、僕は旅先で、カウチサーフィンで嫌な思いをしたと話す外国人の女の子を何人も見てきました。

 

POINT

対策として相手のリファレンスに少しでもネガティブな評価がないかしっかりと確認しておきましょう。

プライベートな時間が少なくなる 

ホストをすると、相手と一緒に過ごす時間が多くなります。ワンルームマンションなどに住んでいる人は、常に同じ空間を共有することに。。

 僕も1Kのアパートで1週間同じ人をホストをしていた時はキツいな・・と思う瞬間も少しありました。

 

  • 1Kやワンルームに住んでいる
  • 仕事終わりや休日は、1人の空間でネット、ゲーム、読書など没頭していたい

これに当てはまる人には向かないかも。同じ部屋に常に誰かいることがストレスにならないか少し考えてみましょう。

光熱費や出費がかさむ可能性

頻繁にホストをすると、光熱費や出費が意外と膨らみます。

シャワーやエアコンの使用増加、交通費や外食費が増えやすいのが要因です。

助け合いや交流のもとにあるサービスなのでゲストにお金を請求するのは良いホストとは言えません。

気になるようであれば、ハウスルールを決めたり、安く自炊して料理を振る舞うのもおすすめ。

まとめ

以上が、カウチサーフィンでホストをするメリットとデメリットです。

「カウチサーフィンを始めたい」「ホストをしようか悩んでいる」

そんな時の一つの参考になれば嬉しいです。

 

僕はカウチサーフィンでかけがえのない出会いに恵まれましたし、旅先でも日本でも思いやりと交流をシェアできるカウチサーフィンのコンセプトが大好きです。

でも、デメリットも考えると、旅の全部をカウチサーフィンに費やす必要はないし、ホストをするにも全ての人を泊めてあげる必要もないです。

無理ない程度で、世界中に友達を作ったり、日本で外国人と知り合うためのツールとして、取り入れていけばいいと思います。

 

あなたなりのスタイルでカウチサーフィンを使いこなして、より良い旅、より良い日本での生活を送ってください!

 

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